17時過ぎ、両者1分将棋に突入しています。
図の▲3一金が決め過ぎで、再び後手が良くなったのではと言われています。
さらに進んで101手目。今度は先手陣が堅くなって攻めにくい形に。
激戦になっています。
(野辺)
17時前ごろ。△9二飛▲8三角△9三飛と進んで図の局面に。
次の▲6一角成が厳しく、「先手が逆転したかも」と渡辺大四段。
△9二飛が疑問手で、ここは△8九飛成と桂を拾っておいた方が良かったようです。
(野辺)
図は16時30分ごろの局面。
△5四角で飛車が捕まり先手が苦しそうと見られていましたが、この▲6四金が好手ではと言われ始めています。
以下△6五角▲同金△4三金▲7一角△7二飛▲6二角成△同飛▲同銀成(参考図)が進行例。
「この攻めはなかなかうるさそうに見えますよ」と渡辺大四段。
本譜は現局面から△6五角と飛車を取り、ここで貞升女流初段が1分将棋に突入しました。
形勢はまだ後手良しと見られていますが、1分将棋の中で間違えずに指し続けられるでしょうか。
(野辺)
図は15時20分ごろの局面。
本譜は▲4三歩成△同金と進みましたが、代えて「▲7五飛の勝負手があったかもしれないです」と渡辺大四段。
▲7五飛以下、△同銀▲4三歩成△同金▲6三角成△6七歩成▲同金△6九飛に、▲4四歩△同金▲5三馬(参考図)で金銀両取りがかかります。
「次に▲7五馬と銀を取った時の位置が良いですね。こう進めば振り飛車を持ちたかったです」と渡辺大四段。
本譜の進行は切れ模様と見られている先手の攻めですが、何とかつなげることができるでしょうか。
(野辺)