「昼食休憩のころは二枚金が薄く、自信はありませんでした。（57手目）▲５三歩と押さえて、５四飛の力で端攻めできて好転したかなと。（94手目）△５三金と取られて焦りましたが、▲同飛成△同銀▲４五金が見えて助かりました。里見さんに勝てたので、２回戦も大事に指したいです」


「模様はいいと思ったが、５四に飛車を回られたあたりから自信がなくなりました。切り込んで勝ち筋があるかと思ったが、落ち着いて指されて最後はダメでした」

（銀杏）

（斎田晴子女流四段。相振り飛車で里見女流二冠を破った）

（感想戦で駒を進める）

（里見香奈女流二冠は、斎田女流四段の厳しい攻めに押し切られた）
（銀杏）

第４期マイナビ女子オープン本戦１回戦▲斎田晴子女流四段－△里見香奈女流二冠戦は16時34分、113手で斎田女流四段の勝ちとなりました。消費時間は斎田２時間37分、里見３時間（チェスクロック使用）。
斎田女流四段は２回戦で中井広恵女流六段－村田智穂女流初段戦の勝者と対戦します。

（銀杏）

斎田女流四段の９筋攻めが強烈のようです。控え室では先手良しといわれています。里見女流二冠は▲９六香打に△５三金の奇手を放って勝負に出ました。

（銀杏）

図は80手目△８三銀の局面。残り時間は斎田55分、里見19分となっています。里見女流二冠の残り時間は切迫しています。
（銀杏）

（13時過ぎ、対局再開時の様子）