110手まで矢内女流四段が制し2回戦に駒を進めた。終局は13時57分、消費時間は▲斎田1時間41分、△矢内1時間25分。
先手は香の利きを遮るべく、飛車の頭を連打する。△8四同飛なら▲6六角と手順にかわせるようだが、それにも△7五銀!という強手がある。以下▲7五同歩△5九角成!(A図)と進めばこれは後手優勢だ。
先手は馬を取ると、飛車を取られてしまう。実戦は上図から△7七角成▲8五飛△6七馬▲同金△5八角(下図)と進んだ。これは先手玉の寄せを目指して決めにいった順だ。
次に△4七銀と食いつかれると受けがなくなってしまう。(1)▲6八金は△7六角成で先手は飛車を取る形がなくなる。形勢ははっきり後手よしだ。(2)▲4九角で粘るのだろうか。12時10分、この局面で昼食休憩に入った。対局は13時から再開される。
(文)
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