図は△４四銀と古河女流二段が打った局面。双方、残りは45分ほどとの情報が入った。▲４四同角△同金▲５三歩成が見える。そこで△３三角が先手玉を射程圏に入れる手だが「▲４二銀と打つ手が石橋さんが好きそうな手で優勢です」と佐藤（慎）四段。

（優勢な局面を築きあげた石橋女流四段）

（吟）

図は古河女流二段が△８一飛と引いた局面。△８一飛までの消費時間は▲石橋女流四段２時間３分、△古河女流二段１時間50分。△８一飛には「▲５五銀とぶつけて先手が好調です」と佐藤（慎）四段。▲５五銀に△５二歩と謝るのでは後手は元気が出ない。「△８一飛では△７二飛と寄って攻めに利かせたかったなぁ」と語る佐藤（慎）四段。

（吟）

（茅の輪のくぐり方は左回り・右回り・左回りの順にくぐる）

（本日はあいにくの曇り空）

（吟）

石橋女流四段が中央から仕掛け、３筋・８筋と戦いは波及。先手が作戦勝ちかと見られていたが、まだ難しい局面だ。後手は８四の銀をうまく使って反発していきたい。

（中央から動いていった石橋女流四段。現局面をどう見ているのか）

（吟）

（本局解説の佐藤慎一四段が中継室を訪れた）

（モニターを見つつ、すぐさま手が動く）

（さわやかに分かりやすく解説）

（吟）