昨日の検分で矢内女王がなにやら覗きこんでいるが・・・

矢内女王が見ていたものは、棋聖内藤國雄と署名された桐蓋

盤の裏には名人・大山康晴の署名が。本局に使用されている
盤は1974年、第24期前期棋聖戦で棋聖・内藤國雄－挑戦者・
大山康晴戦で使用されたもの。

（吟）

第18期名人推戴状。歴史を感じさせてくれる

朝の雨はやんだが、どんよりとした空模様である

控え室での検討風景、菅井四段－里見女流名人・倉敷藤花。
当然ながら里見が振り飛車を持って検討している

（吟）

芸文館別館を出ると・・・

目の前には大山名人記念館

大山名人記念館の館内ではこども将棋教室が行われており、
元気のよい駒音が響いていた

大山十五世名人が使用した貴重な品々が並んでいる

（吟）

ここで靴を脱ぎ、対局室へ向かう

モニターを見つめる菅井四段、文記者の中継画面を見つめる
里見女流名人・倉敷藤花、腕組みをしてモニターと中継画面
の両方に目をくばる山崎七段

（吟）

甲斐女流二段が中飛車から２筋に飛車を振る展開となった。
△２五桂とポンと跳ねる手も考えられたが穏やかに銀の活用
を図った30手目の△５三銀。
ここまで消費時間は▲矢内21分、△甲斐25分。

岡山市出身の菅井竜也新四段が控え室へ。

（吟）