[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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西山朋佳女王に大島綾華女流二段が挑戦する第17期マイナビ女子オープン五番勝負は、女王の先勝で開幕しました。西山女王が連勝で防衛に前進するか、大島女流二段が勝って仕切り直すか。第2局は4月17日(水)、山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われます。
立会人は屋敷伸之九段、記録係は脇田菜々子女流初段。対局開始は10時、昼食休憩は12時から13時まで。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)、使いきると1手60秒未満の秒読み。先手番は大島女流二段です。
インターネット中継は棋譜・コメント入力を紋蛇、ブログを文が担当します。

(文)

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以上で第1局の中継を終了いたします。ご観戦いただき、ありがとうございました。

(玉響)

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(終局直後はインタビューが行われた)


【西山女王の談話】
――本局の居飛車の作戦に対して用意があったか。
西山 いろんなパターンがあり得ると思っていました。一気に悪くなる順も多いので、そういったことに気をつけていました。

――優勢を意識されたところは。
西山 ▲7七角打(67手目)のところです。読み抜けがなければ、よくなっていると思いました。

――改めてマイナビ女子オープンというタイトルについての思いと、番勝負の意気込みについて。
西山 奨励会時代からお世話になっている棋戦で、成長させていただきました。いい将棋を指したいという気持ちが強くあります。第2局もすぐなので、しっかり準備して臨めたらと思います。

【大島女流二段の談話】
――本局は得意戦法を採用した。序盤の手応えは。
大島 最初の予定は角交換にしようと思っていたんですけど、せっかくのタイトル戦なので自分が指してみたい形にしようかと。

――△6四歩(44手目)や△7五銀(48手目)は確実な攻めを好む大島女流二段らしい指し回しに見えた。
大島 じっくり指すのは好きだったんですけど、本譜の進行は相手に伸び伸びさせてしまう順になってしまったので、ちょっと反省点が多いです。

――今回が初タイトル戦だった。それついては。
大島 普段と食事の時間が違ったり、対局の雰囲気も違いました。1局目でちょっとは慣れたと思います。

――次局以降の抱負について
大島 第1局はヒドかったので、全体的に反省してまた頑張りたいと思います。

(玉響)

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115手まで、西山女王が大島女流二段を下しました。終局時刻は16時0分。消費時間は▲西山1時間51分、△大島3時間0分。五番勝負は西山女王が先勝し、対戦成績を1勝0敗とした。第2局は4月17日(水)山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われます。

(八雲)

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図は8一の銀を7二に引いた局面。ここ数手は西山女王が早指しで飛ばしており、形勢も大きくリードすることに成功しました。ここで△6二金は▲6三桂△同金▲同銀成で後手玉は受けに窮します。

(玉響)