16時22分、図の▲６七銀打で、上田女流三段は持ち時間を使いきって一分将棋に入りました。一方の西山奨励会三段の残り時間は20分。本局も大詰めを迎えています。

（睡蓮）

図は15時57分の局面。先手が８四の角を▲６六角と引いたところです。代えて▲７三角成から一気に寄せにいく順も考えられましたが、自重しました。後手は苦しいながらも耐え忍んでチャンスを待っています。


（粘る西山奨励会三段）

（睡蓮）

15時29分、上田女流三段が11分の考慮で▲８四竜と竜を切り、△８四同銀に▲７四桂（図）と決めにいきました。終局が近いかもしれません。


（上田女流三段が勝利に近づいている）

（睡蓮）

15時６分、△４四角と２二の角が出た手に対し、先手は▲４四同飛△同銀▲６六角と銀桂両取りをかけました。６六の角はよく働きそうで、先手がリードを保っていると思われます。


（上田女流三段）

（睡蓮）

図は14時20分過ぎの局面。４五の地点で馬交換になり、先手が４一の飛車を成ったところです。竜の力が非常に強く、現局面は先手ペースのようです。


（自然な指し回しで優位に立った上田女流三段）

（睡蓮）