これからの相矢倉
発売日:2015-01-23
販売元:マイナビ出版
判型:四六判
ページ数:224ページ
難易度:初級~中級
ISBN:978-4-8399-5439-0
★サイン本祭は終了しました
相矢倉の歴史は古く、江戸時代にさかのぼる。
互いに玉を堅く囲い合い、全ての駒を使って堂々とぶつかり合う相矢倉戦は、昔から人気があり、今も日進月歩の進化を続けている。そして現在、相矢倉戦においてプロ間で最もよく指されているのは、▲3七銀戦法である。
本書は「▲3七銀以前」、「現在の▲3七銀」、「これからの▲3七銀」という3つの視点で矢倉定跡をまとめたもの。
具体的には、現時点の矢倉定跡の結論に限らず、矢倉の歴史、最先端の研究手順、課題局面に対する見解にまで言及している。
▲3七銀戦法を知る上で欠かせない基礎知識から、矢倉の未来の扉までを、著者の畠山鎮七段が熱を込めて解説している。
矢倉の奥深さや自由な広がりを感じ取っていただきたい。
著者プロフィール
-
畠山 鎮(はたけやま・まもる)
1969年6月3日生まれ。神奈川県出身
1984年 6級で森安正幸七段門
1989年10月1日 四段
1993年12月24日 五段
1999年4月27日 六段
2006年4月1日 七段
兄の畠山成幸とともに、将棋界唯一の双子棋士。1989年10月1日に二人同時にプロ入り(四段昇段)し、大きな話題となった。激しい攻めの棋風の居飛車党。
第4期(1991年度)竜王戦ランキング戦5組優勝。第14期(2001年度)竜王戦ランキング戦2組で2位となり1組昇級。
関西奨励会幹事を長年(2001 ~ 2012年)務め、奨励会員に礼儀作法や生活態度について厳しく指導し、関西の若手棋士台頭の礎を築いた。
著書に「横歩取りの教科書」(日本将棋連盟)がある。
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