神の領域に挑む者 ~棋士それぞれの地平~|将棋情報局

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神の領域に挑む者 ~棋士それぞれの地平~

発売日:2014-01-16

販売元:マイナビ出版

判型:四六判

ページ数:232ページ

ISBN:978-4-8399-5018-7

鈴木輝彦八段が棋士の本音に迫り、将棋世界誌上で5年以上に及ぶ長期連載となった「棋士それぞれの地平」。

勝者と敗者が明確に区別される世界で生きる頭脳集団。脚光を浴びるスター棋士だけが存在するわけではなく、それぞれが自らの才能と結果に折り合いをつけ、生きています。そこには自負もあれば悲哀もあり、神を目指す視線もあれば、後進の育成を願う優しい目も存在します。

まさに、棋士本人が語る、「それぞれの地平」がここにあります。佐藤康光九段は鈴木八段の問いにこう述べています。

鈴木 名人位や竜王位、タイトルとは何だろう。
佐藤 選ばれるのだと思います。これは人格とかではなくて、技術です。
鈴木 人間的にと思われてるけど、高度な技術ですか。
佐藤 神の領域を目指しています。強くなる余地はいくらでもあると思っています。負けるのは基本的に技術が足りないからです。目指せる席にいたいです。
鈴木 神の領域はどうだろう。宇宙の果てを見にいくと帰って来れないよ(笑)。でもその覚悟は尊い。席というのはA級ですか。
佐藤 A級は席でもないです。タイトルでしょう。

将棋界という厳格な世界に生きている人々だからこそ、その言葉は強く響きます。
ぜひ本書を手に取って、棋士の言葉と、その人生を感得してください。

著者プロフィール

  • 鈴木輝彦

    鈴木 輝彦(すずき・てるひこ)
    1954年10月18日生れ。静岡県出身。
    1970年 6級 廣津久雄九段門
    1978年 四段
    1990年 七段
    2004年 引退
    2010年 八段
    現役時代は居飛車党の棋士として活躍。竜王戦は3組3期、順位戦はB級1組1期。
    現役時代から普及、文筆活動に熱心で、多くの将棋関係誌で健筆をふるった。また、プロ棋士であるとともに、プロのマジシャンでもある。
    1999年から日本将棋連盟が会員制通信対局、プロ棋士の指導対局、将棋関連のデジタルデータのメンテナンスおよび管理を行う日本将棋ネットワーク株式会社(略称「NSN」)の代表取締役社長を務めている。
    著書に「将棋戦法小辞典」「続・将棋戦法小辞典」(ともに木本書店)がある。

販売元:マイナビ出版
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