将棋戦型別名局集2 四間飛車名局集
発売日:2016-01-23
販売元:マイナビ出版
判型:A5判
ページ数:432ページ
ISBN:978-4-8399-5798-8
★サイン本は完売しました
飛車を四間に振る。美濃囲いに組む―。
簡素で美しい駒組みと、鮮やかなさばきで勝つ四間飛車戦法は数多くのプロ棋士、そして将棋ファンを魅了してきました。
本書は大山康晴名人と山田道美八段で争われた第24期名人戦七番勝負第5局、四間飛車対山田定跡から始まり、四間飛車の古今の名局100局を詳細な解説付きで収録したものです。
四間飛車対急戦、5筋位取り、玉頭位取り、左美濃、串カツ囲い、ミレニアム、そして居飛車穴熊。
居飛車が繰り出すさまざまな戦術に合わせて四間飛車側もノーマル四間飛車から藤井システムや角交換四間飛車へと進化していきました。
本書の棋譜を順を追って並べていけば、四間飛車がどうやって今の形に行き着いたかが分かります。
収録されたものはいずれもその時代のトップ棋士が残したもの。大山の受け、森安の粘り、藤井の独創性・・・。解説では全局に「鈴木大介の見た急所」と題して現代目で分析を試みています。
まさに四間飛車の歴史そのものといってよい一冊。
ぜひ、この100局を盤に並べて味わい尽くしてください。
著者プロフィール
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鈴木 大介(すずき・だいすけ)
1974年7月11日生まれ 東京都出身
1986年 6級で大内延介九段門
1994年10月1日 四段
2003年4月1日 八段
「将棋は振り飛車が有利」という信念のもと、力強い将棋で活躍する生粋の振り飛車党。
第12期(1999年)竜王戦でタイトル初挑戦。第77期(2006年)棋聖戦で挑戦。第49回(1999年度)NHK杯戦優勝。第15回(1996年度)早指し新鋭戦優勝。第32回将棋大賞(2004年度)升田幸三賞受賞。タイトル戦登場2回、棋戦優勝2回。竜王戦は1組通算10期、順位戦はA級通算4期。
著書は「将棋の教科書 現代振り飛車」「将棋の教科書 振り飛車急戦」「将棋の教科書 振り飛車持久戦」(日本将棋連盟)、「ひと目の仕掛け 振り飛車編」「鈴木大介の将棋 全5巻」「石田流の極意」「鈴木流相振り飛車」「鈴木流四間穴熊」「鈴木流豪快中飛車の極意」(マイナビ出版)など。
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