(熱戦を制した鈴木女流二段)
(逆転での勝利。勝負が終わった直後は、厳しい表情だった)
(感想戦には、藤森四段も加わった)
(藤森四段との会話で、表情がほぐれてきた)
--「お疲れ様でした。本局を振り返って頂けますでしょうか」
鈴木女流二段「4一金型がどうだったのかは微妙なところですが、序盤はこちらが上手く指したのではないかと思っていました。しかし、捌き合いのところでハッキリと悪くしてしまった。再びこちらに反撃の機会が回ってきたのは、△3五桂(66手目)や△2二香(74手目)と力を溜めての△2五歩(78手目)でしょうか。そこから難しい展開になりましたが、△5九竜(96手目)を見つけて勝ちになったかなと思いました」
--「マイナビ女子オープンでは、第1期以来のBest4進出になりました。次の対局相手は甲斐智美女流四段。意気込みを宜しくお願い致します」
鈴木女流二段「矢内さんに勝てると思ってはいなかったので、次の対局のことは考えていませんでした。この前の対局で、甲斐さんには私にうっかりがあり負けてしまった。せっかく頂けた機会なので、自分らしい将棋を指せるように頑張りたいと思います」