藤森四段「▲3六歩と打って3五桂を取りにいきました。△2二香と打ったのを生かすべく、△2五歩と突いてくる手を警戒しているのでしょうか。初見は『(勝負に)辛い』という感想でしたが、検討すると▲3六歩はあまり受けに利いていません。代えて▲4一銀と打って攻めたほうが明快に勝ちだったのではないでしょうか」
ここから、△5六馬▲4五桂△2五歩と進んだ現局面がこちら。
![新規棋譜78手.gif](https://book.mynavi.jp/files/user/img/brand/shogi/mynavi-open/blog/import_mjo/%E6%96%B0%E8%A6%8F%E6%A3%8B%E8%AD%9C78%E6%89%8B.gif)
藤森四段「いやー、これは......。後手も楽しみが増えてきたような。形勢は不明ですが、どちらにしろここ数手で混戦になったと思います」
先手有利と見られていた矢先、先手が受けに回ったことで再び勝負の行方が分からなくなってきた。