第4局は5月8日(木)に大阪市「関西将棋会館」で行われます。
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■Twitter解説■
藤森哲也>本局は里見女王の意表の居飛車から、矢倉模様の将棋となりましたが、途中まではずっと互角で、お互い我が道をいく面白い展開だったと思います。しかし56手目△2八角が甘い一手で、その一瞬のチャンスを▲7一角で加藤挑戦者がものにした一局でした。最後は確実に後手玉を寄せて、加藤さんの快勝譜だと思います。これで加藤挑戦者が2勝1敗と女王奪取に王手をかけたわけですが、里見女王がそんなに簡単に終わってしまうとは思えません。必ず力を発揮して熱戦になることでしょう。第4局もより一層目が離せないですね。今日は1日、どうもありがとうございました。それでは失礼いたします。
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ご観戦ありがとうございました。
(吟)
(吟)
感想戦後、加藤奨励会1級に勝利者インタビューを行いました。
下記リンクをクリックするか、ブログページの上にある「インタビュー」からご覧ください。
第7期マイナビ女子オープン五番勝負第3局勝利者インタビュー
(まだ対局の興奮冷めやらぬ対局室)
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―― 一局を振り返っていかがだったでしょうか。
加藤 割とうまく指せたかなと思います。
―― 作戦勝ちの局面というのは具体的にどの辺りなのでしょうか。
加藤 あまり作戦勝ちとまでは思っていなくて、△5四銀と出られた辺りも攻め込まれてしまうのではないかと悲観していたのですが。そこで▲5七角と我慢できたのが良かったのかなと思います。
―― ▲5七角以降で優勢を意識したところは。
加藤 最後まで分からなかったのですが、▲6四歩が打てて勝ちを意識しました。
―― 第4局の意気込みをお願いします。
加藤 第4局も力が出し切れるように頑張ります。
―― 一局を振り返っていかがだったでしょうか。
里見 ▲5七角と上がられたところで、もっと何かなかったかなというのがありまして、ちょっと飛車を取られてからは苦しいと思いました。最後ももうちょっと頑張らなければいけなかったかなと思います。
―― 苦しくなりましたが第4局以降の意気込みをお願いします。
里見 次は関西の将棋会館であるので、気持ちを切り替えて、自分の力を出せるようにコンディションを整えて臨みたいと思います。
(吟)