▲６五歩までの前例は▲中原誠十段－△加藤一二三九段戦（1976年12月、十段戦第５局、肩書は当時）。まだ両対局者が生まれる前、さかのぼること35年前だ。▲中原－△加藤戦は▲６五歩以下△５五歩▲同飛△５四歩▲４五飛と進行した。
古い将棋ではあるが、両対局者の頭の中にはインプットされているのだろう。

（吟）

里見女流三冠は今年春に奨励会１級編入試験を受験したが、対戦相手を務めたのが加藤奨励会２級（当時）。２勝１敗で里見は奨励会１級に合格したが、黒星をつけたのは加藤奨励会２級。
里見女流三冠のリベンジなるか、加藤女流王座が返り討ちにするか。互いの火花が盤上に散っている。

（吟）

▲６四歩の局面で12時10分となり昼食休憩。昼食休憩までの消費時間は▲里見女流三冠45分、△加藤女流王座１時間25分。対局は13時より再開される。

（吟）

（吟）

入室後マイナビカップで麦茶を一口。

再開後△６四同銀を着手する加藤女流王座。

（吟）