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▲３五歩に△７五銀と出た局面。飛車取りを手抜いた強手です。
ここで▲３四歩には△７七角成▲同銀△８六銀▲同銀△７九飛が痛打（変化図１）。竜に暴れられてしまうので、これは先手不利です。
島井女流二段は▲８八飛と飛車をかわして辛抱しました。先手は自陣をまとめることができるかどうかで、島井女流二段の腕力が問われそうです。
（14時頃の局面）
（紋蛇）
（検討会で▲石橋女流四段－△中澤アマ戦を解説する中村六段）
（中村六段の解説に聞き入る金井五段と矢内女流四段）
（検討会で解説を務める中村六段と金井五段の著書）
（マイナビ将棋BOOKS「よくわかる」シリーズ）
（上田初美女王と里見女流四冠の扇子が並んで販売されている）
（吟）
上は14時頃の局面。先手が玉を上がり、後手の棒銀を真正面から受け止めに行きました。以下、△６五歩▲７三角成△同桂▲５五銀と進みました。
▲５五銀に代えて▲４六角は、△６六歩▲同銀△８六歩▲同歩△８七歩（変化図１）が厳しかったようです。▲８七同金なら△８六銀▲同金△同飛で十字飛車がかかります。
天王山の５五銀が盤面を制するのか、それとも目標になるのか。ひとつの勝負所を迎えたようです。
（紋蛇）
△８六飛と走った手に対し石橋女流四段が５五の銀をゴツンと４四でぶつけた局面。△４四同金なら▲７三角成と桂を取った手が銀当たり。穴熊の堅陣を頼りに攻めるつもりだろう。
（激しい順に踏み込んだ石橋女流四段）
（吟）
（手前は藤井九段。奥は宮田敦史六段）
（井道千尋女流初段も検討に参加している）
（▲熊倉-△西山の継ぎ盤。９筋の駒を見て、「スカイツリーだ、スカイツリー」と盛り上がった）
（紋蛇）