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昨年の５月にチャレンジマッチで開幕した第５期マイナビ女子オープンは、７カ月に及ぶ戦いを経て、いよいよ挑戦者決定戦を迎えました。上田初美女王への挑戦権を争うのは、清水市代女流六段と長谷川優貴女流初段。清水女流六段は言わずと知れた女流棋界の第一人者。長谷川女流初段は昨年10月にプロデビューしたばかりのピカピカの新鋭。好対照の両雄による戦いは激戦必至です。
対局は2012年２月２日（木）東京・将棋会館にて10時開始。持ち時間は各３時間（チェスクロック使用）、先後は振り駒で決定します。
（対局準備が整った特別対局室。２月２日、９時30分頃）
（対局準備が整った特別対局室。２月２日、９時30分頃）
中継は棋譜・コメント入力を吟、ブログを八雲が担当いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
定刻の10時に対局が開始されました。
（振り駒で先手に決まった長谷川女流初段。初手に▲５六歩と突いた）
（清水女流六段はお茶を一口。時間を使って集中を高めていた）
（数分して２手目に△８四歩と着手した）
10時10分頃の局面。図から長谷川女流初段は▲５八飛と先手中飛車に構えました。
（八雲）
（長谷川女流初段は９時35分頃入室。緊張した面持ちで清水女流六段の到着を待っている）
（９時53分頃、清水女流六段入室）
（上座に着いた清水女流六段が美しい所作で駒を取り出す）
（振り駒の様子。今日はタイトル戦並に多くの報道陣が取材に訪れている）
（八雲）
画像は10時50分頃の中継画面。清水女流六段は△６四歩と６筋の歩を伸ばしました。清水女流六段が得意にしている形です。ここから状況に応じて△６三金とバランスを取る構えも視野に入っています。
10時45分頃までの消費時間は▲長谷川30分、△清水15分。
（八雲）