抽選の結果、上記のように決まった。注目は１回戦からタイトルホルダー同士の対戦となった石橋幸緒女流王位－里見香奈倉敷藤花

写真左は、石橋幸緒女流王位の色紙。右は、里見香奈倉敷藤花の色紙。

（吟）

将棋会館２階研修室では鈴木八段と山田女流三段の大盤解説会が行われている。

大盤解説会は盛況。お客様も静かに耳を傾けている。

ユーモアを交えながら鈴木流の明快な解説。

（吟）

「△８七角が矢内さんらしい、落ち着いた手ですね。こういった手を指されると相手は焦るものです。△８七角まではやや振り飛車ペースかと思っていたのですが、後手が△８七角と打って悩ましいですね。ここでは互角の形勢でまだまだ難しいですね。先手玉はまだ堅いですから」。（屋敷九段）

（吟）

三間飛車と言えばコーヤンこと中田功七段

終盤戦に入り、渡辺明竜王も控え室を訪れた。

（吟）

「▲２二竜としましたが、ここで後手玉には即詰みがありました。▲２三金なら詰みです。△同馬の一手に▲同成香△同銀▲２二角△４二玉▲３一角成△５二玉▲４一馬△６一玉で▲４二馬までの詰みでした」。（屋敷九段）

（吟）