マイナビ女子オープンでは、スポンサーの明治記念館「菓乃実の杜」から、両対局者におやつが提供されています。
本日のおやつは「杜のクッキー」。味はアールグレイ、レーズン、サレ、ココナッツマカロンの4種です。
【明治記念館オリジナルスイーツ 菓乃実の杜】
http://www.meijikinenkan.gr.jp/shopping/
(左上がサレ、左下がアールグレー、右上がココナッツマカロン、右下がレーズン)
3階の「棋士室」と呼ばれる部屋で(対局室は5階)、本局を観戦している宮本広志五段と今泉健司四段に同じものを食べていただきました。
宮本五段は「僕はレーズンが好きなので」とレーズンクッキーを選択。「香りと甘みがあって美味しいです」との感想。
ココナッツマカロンを試食した今泉四段は「すごい不思議な食感」とコメント。こちらはメレンゲを使ってサクサクに焼き上がったクッキーです。
(夏芽)
香川女流三段が仕掛けて以降、局面は52手目△6四同角まで進みました。
棋士室で本局を観戦している稲葉陽八段は、現局面を見て「▲7四歩△9七角成▲同香△7八角に、一例は(1)▲6八飛△8七角成▲8五桂(参考図)です。後手はよほどうまく指さないと6三の銀が負担になるでしょう。先手は3八に金が締まっていないのが唯一の懸念で、例えば(1)の順は△6七歩▲同飛△7六馬のあとに△6七馬と飛車を取った手が4九の金に当たってきます。それが嫌ならば(2)▲6六飛など、先手が工夫しなければならないかもしれません」と見解を述べています。△6四同角までの消費時間は▲里見女流五冠1時間35分、△香川女流三段1時間26分です。
(夏芽)