[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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図は11時22分の局面。あまり見ない形になりました。大島女流初段が長考しています。東京の対局立会人である佐藤義則九段は、後手が少し指しやすいとみています。後手にうまい仕掛けがあるかどうかがポイントです。

「先手陣は7七金はうわずっていてバランスが少し崩れているので、後手は早めに戦いを起こしたいところです。ここ数手で後手の構想が問われます。先手は持久戦に持ち込んで、陣形を立て直したいですね」(佐藤義九段)


(佐藤義則九段)

(牛蒡)

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本局のレポートと挑戦者のインタビューは、今後発売予定の将棋世界5月号に掲載されます。お楽しみに。


(4月号は伊藤匠七段の特集。棋王戦五番勝負を戦っている)

(東京・将棋会館1階売店。バックナンバーをセール中)

(牛蒡)

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本日の東京は快晴。予想最高気温は16度と暖かい一日になりそうです。鳩森八幡神社では梅の花が散り、早咲きの河津桜が満開を迎えていました。


(神社の拝殿)


(富士塚前の河津桜)


(牛蒡)

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今回は横歩取りになりました。北村女流二段は振り飛車党でしたが、最近は相居飛車も指しており、横歩取りは先後で1局ずつ経験があります。大島女流初段は後手番で過去に2局指したことがあります。
女流棋戦で横歩取りが指されるのは珍しく、昨年は1年間で5局でした。ただ、今年は本局を含めて2ヵ月ほどで5局目です。若手の居飛車党が増えてきたこともあり、今後は増えるかもしれません。
タイトル戦で横歩取りが指された直近の例としては、2015年4月の第8期マイナビ女子オープン五番勝負第1局、▲加藤桃子女王-△上田初美女流三段戦(肩書と段位は当時)があります。


(初手から▲2六歩△3四歩▲7六歩の出だしだった)

(牛蒡)

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両者の対戦は5回目。過去4局の結果は次の通り。
左側が先手。戦型はすべて対抗形で、北村女流二段の三間飛車、大島女流初段の居飛車。総手数は最短で135手、最長で153手、平均は144手と長期戦ばかりです。初手合いの段位は北村女流初段と大島女流1級でした。2戦目以降は女流二段と女流初段です。

2022年2月13日 大島●-○北村 第49期女流名人戦予選
2022年7月18日 北村○-●大島 第16期本棋戦予選
2023年10月26日 北村●-○大島 第6期清麗戦予選
2024年1月25日 大島○-●北村 第46期女流王将戦予選



(牛蒡)