図は14時45分頃の局面。上田女流二段が角交換から馬を作り、うまく局面をリードした。▲５九飛も調子がよく、控室の評判は先手持ちの声が高い。後手は飛車が使えていないのが痛いところ。「これは引き角の失敗パターンですよ」と飯島七段。継ぎ盤で検討がされているが、なかなか後手が盛り返す順が見つからないようだ。

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14時を過ぎ、控室に棋士の姿が多くなってきた。「飯島流引き角」の本家、飯島栄治七段も検討に参加。検討で居飛車（引き角側）が悪くなると、「戦法がよくなかったんですよ、ええ。角を過剰に動かしてますし」とつぶやいて周囲の笑いを誘っていた。

14時30分、甲斐智美女王が控室を訪れて継ぎ盤の前に座った。それを隣からちらっとのぞいた矢内女流四段、「やった。女王と一緒だ」と喜ぶ。

（藤倉勇樹四段。対局中）

（飯島七段（左）、中村真梨花女流二段（右））

（甲斐女王）

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（14時10分頃の対局室。よく見ると、上田女流二段のひざの上にあったタオルがひざかけに変わっている）

（対局開始前の様子）

（昼食休憩後再開の様子。確かに変わっている）

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13時50分頃、矢内理絵子女流四段が控室に。斎田女流四段と継ぎ盤で検討を始めた。あわてて棋譜を探す関係者に、「わからなくなったら携帯中継で確認します」と言ってふふっと笑った。

（矢内女流四段）

（斎田女流四段と検討中）

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13時30分頃、控室には斎田晴子女流四段、続いて屋敷伸之九段の姿が。屋敷九段はモニタを見ながら、「これは長くなりそうですね。中継お疲れさまとしか言いようがないです」とニコニコ。「千日手にはなりませんけどね」

（斎田女流四段）

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