[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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堀女流1級が井道女流二段に勝ちました。終局時刻は17時35分、消費時間は両者3時間。二転三転の終盤戦を堀女流1級が制し、2回戦進出を決めました。
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第17期 >> 本戦1回戦

先手優勢

2023.08.30

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両者、持ち時間を使いきって秒読みに入りました。先手優勢の終盤戦です。攻め駒の数と玉の安定度に差がついているので、後手はつらい形勢です。
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じりじりとした展開が続き、本格的な戦いが起こらないまま両者残り1時間を切りました。スローペースで進んでいましたが、堀女流1級がじっと1筋の歩を伸ばすと、井道女流二段が△3六銀(64手目)と動きます。次に△4七銀成を狙った手ですが、▲3四歩△4七銀成▲3五銀とカウンターを合わせる順があるため、指しにくいと見られていました。川上七段は「そういう流れではないと思ったのですが、これでギアが上がった気がします」と話します。現状は大駒の働きの差で先手の模様がよさそうですが、戦いに入ってからもリードを保てるかどうかが焦点です。
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井道女流二段、昼食休憩前と合わせて約50分の長考で△3四銀(46手目)とぶつけました。戦いを起こさないと▲4六歩から桂を取られてしまうため、東京・将棋会館の中継室でもこの一手と見られていました。東京の対局立会人を務めている川上猛七段は、桂を歩で取る筋を残す▲2六銀を本線で考えていましたが、堀女流1級は▲4六銀と指しました。「桂先の銀」で安定感はありますが、後手からすると急ぐ必要がなくなったので、じっくり戦うことができるようになった側面もあります。

玉側とは逆の端を攻める△1五歩(52手目)は珍しい筋。こうした攻めが間に合う展開になったのも、先手の選択によるものといえます。
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第17期 >> 本戦1回戦

対局再開

2023.08.30

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12時40分、対局が再開されました。休憩に入る前に熟考していた井道女流二段ですが、記録係から再開を告げられてもすぐには指しません。早くも勝負どころの様相です。




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