先手玉は中段に追いやられました。いかにも絶体絶命ですが、△１二角に▲３五玉とかわし、△３四銀▲２六玉で意外に簡単ではありません。勢いよく少考で指し進めてきた山根女流二段も手が止まりました。


（生姜）
 

三段目に金の延べ棒を連ねて受けに回っている佐々木女流１級に対し、山根女流二段が踏み込みました。△３六同飛▲３七銀△６六歩▲同金左△３七飛成が強手です。


▲３七同玉にも▲３七同桂にも△３六桂の筋が厳しいようです。後手がペースを握り、優勢になりました。



（生姜）

佐々木女流１級が攻めを引っ張り込んでいます。一見、押し込まれているようですが、７八銀を取りきれば安泰なので、楽しみがありそうです。山根女流二段はうまく攻めをつなげないと悪くなります。

（佐々木女流１級はここをしのげるか勝負どころ）

（生姜）

東京・将棋会館の１階売店を訪れました。



（現在、ABEMAトーナメントが開催されており、グッズが販売されていた）

（2022年度の将棋年鑑。マイナビ出版だ）

（本日は朝から強い雨が降っていたが、午後から徐々に弱まってきた）

（生姜）

13時40分の局面です。山根女流二段が守りの金を繰り出した結果、金銀交換になりました。部分的には先手のポイントですが、△５六歩が主張の一着となります。形勢はいい勝負のようです。

△５六歩▲６八角△７八銀と進みました。ここで▲８八飛は△６九銀成があるので、▲５九飛が予想されます。そこで△８七銀成としておくのでしょうか。


（ここまで少し苦心が感じられる山根女流二段。読みの力でカバーできるか）

（生姜）