79手目矢内の▲７八金打に前傾姿勢で読み耽る甲斐

上図、△７七金と取った甲斐

ノータイムで▲７七同金と取った矢内。
△６七金▲７八金打△７七金▲同金△６七金・・・だと
控え室では「千日手ではないか」とささやかれている。

（吟）

「▲６三と寄△６二銀▲同との局面でどう指すか。後手優勢だと
思いますが、そう簡単ではないと思います」（中村四段）

控え室の菅井四段も「振り飛車よし」ときっぱり

今日は進行が早いとの声が飛んでいる

（吟）

ユニークなトークと明快な解説の山崎七段

山崎七段との掛け合いで笑顔こぼれる里見女流名人・倉敷藤花

写真右下のモニターで局面を見つつ解説を進める

曇り空の中、多数のファンが来場し戦況を見つめる

（吟）

矢内の65手目▲６二金に考え込む甲斐・・・

14時40分、上図の敵陣深く△３九角と打ち込む甲斐

対局場は大勢のファンが見守っているが、静寂が守られている

（吟）

竹風作の文字が見える矢内の王将

昇竜書の文字が見える甲斐の玉将。対局駒も盤と同様に
1974年、第24期前期棋聖戦で棋聖・内藤國雄－挑戦者・
大山康晴戦で使用されたもの。

（吟）