終局後、簡単にインタビューが行われました。
【西山朋佳二段】
――一局を振り返っていかがですか。
「早々に▲7七銀~▲6五銀と上がって相手の陣形にプレッシャーをかけることができる形なので、少し指しやすくなったかなと思いました。ですが、7四歩が負担になったというか、△7三歩などで拠点を奪われるとキツイかなあと思ったので、攻めていく展開になりました」
――昼休み明けからは、むしろ攻めさせられる展開でしたか。
「そう思っていました」
――仕掛けてからはいかがでしたか。
「(65手目)▲5三角成と切ったところは手応えはあまりなくて、ちょっと細いなあと思っていました。最後、(96手目)△6一香のところを△3五桂だったら、攻めが細くなりそうでキツかったと思います」
――最後に、相手は決まっていませんが2回戦の抱負をお願いします。
「今日の反省点を踏まえて、頑張れたらと思います」
【室田伊緒女流二段】
――室田先生、同じように振り返っていかがでしょうか。
「序盤はとても難しく、(58手目△3一角と)角を引いたのがちょっとどうかなと思いました。でも受け止める方針でやっていました。受け切れるかなあと思ったんですけど……」
――どのあたりまでは受け切れるという感じだったのでしょうか。
「65手目▲5三角成~▲4三銀は大丈夫のように思ったのですが、攻めがつながってしまったら終わりなので、自信はなかったですね」
――96手目△6一香のところで△3五桂はいかがだったでしょうか。
「△3五桂は違うところでは読んでいましたが、この局面では考えていませんでした。ここでは相手の攻めがつながっちゃったかなと思いました」
(感想戦で序盤から振り返る)
(飛龍)
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(飛龍)