[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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本局のYouTubeによる配信には、「日本の伝統文化を世界に向けて発信したい」という思いがあります。両対局者が着る華やかな和服は、2人が「白瀧呉服店」で選んだもの。YouTubeの中継では、若女将の白瀧あゆみさんが、それぞれの和服について説明をしていました。加藤女王は朱色地に、「女王らしさ」を表す古典柄を選んだとのこと。牡丹、藤、松といった柄があしらわれています。一方の室谷女流二段は、黄色地に牡丹や百合の「ような」花の柄。どの季節でも着られるよう、何の花か特定されないように葉の形を変えるといった工夫が凝らされているとのことです。



(文)

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16時ごろの控室の様子です。控室には大型モニターがあり、関係者はYouTubeの中継で進行を追っています。多くの関係者が集まっており、本局の注目度の高さがうかがえます。

(森下九段と伊藤果八段)

(遠山雄亮五段)

(日本女子プロ将棋協会所属の島井咲緒里女流二段=左と、中倉女流二段)

(文)

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控室を訪れた日本女子プロ将棋協会(LPSA)代表理事の中倉宏美女流二段から、差し入れがありました。関係者はおやつを食べてひと息ついています。



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15時30分、対局室におやつが出されました。両者ともミルクレープ、ダージリンティー。ミルクレープはひとつひとつの層にフルーツが挟まれています。


(文)

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対局開始からの流れを振り返ります。本局は室谷女流二段の向かい飛車になりました。第1局と同じ立ち上がりです。第1局は室谷女流二段が優位に進めましたが、終盤で加藤女王が逆転に成功しました。

室谷女流二段が飛車を5筋に転じたところで、加藤女王が8筋から動きました。手持ちの角を使って、飛車を成り込みます。△8八飛成(38手目)に対し、▲6五桂△9九竜▲5四歩△5二歩▲5三歩成△同歩▲同桂不成△同銀▲同飛成と進みました。

左桂は「振り飛車の命」ともいわれる駒。銀と交換になる理想のさばきで、室谷女流二段がペースを握ったと見られています。YouTubeの解説では、「加藤女王が8筋から動いた割には、戦果が上がっていないのでは」という見解が示されていました。

(文)