[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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関西将棋会館の最寄り駅でもあるJR環状線「福島駅」。改札を出てすぐの高架下には、昨年の秋から「七福神」のイラストが描かれています。


横断歩道をはさんで東側には寿老人、毘沙門天、弁財天、布袋。西側には大黒天、恵比寿、福禄寿、そして福島区花の「野田藤」です。


普段、陽の当たらない高架下を縁起の良い七福神で彩ることで、なんとなく明るくなった印象を受けます。末広がりの「八」本の柱に、福島を七福神の【福】を掛けて「福島を福福でいっぱいに」、「福島を訪れる方々に福が訪れるように」との思いが込められているそうです。



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(夏芽)

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加藤桃子奨励会1級の「玉将」。底面には「錦旗」という2文字が入っており、これは本局で使用している駒の書体を表しています。



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こちらは里見香奈女王の「王将」。底面には作者の名前である「児玉龍兒」の文字があります。


一般的に将棋の駒は「玉将」と「王将」が1枚ずつあり、上位者(本局の場合はタイトル保持者)が王将を持つことが礼儀とされています。


(夏芽)

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13時になり、立会人の久保九段の合図で対局が再開されました。ここからは終局まで休憩なく指し続けます。


里見女王はひと呼吸おいて▲6六角と打ちました。この角は攻めにも守りにも働く、振り飛車の急所となる一手です。次に▲7四歩と突くことで8四の飛車を狙っています。



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(夏芽)

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(里見香奈女王の注文は、きつねうどん)



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(加藤桃子奨励会1級の注文は、冷やしたぬきそば)


(夏芽)

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12時になり昼食休憩に入りました。局面は38手目△2二金まで進んでいます。里見女王は美濃囲いに組み、角を持ち駒にして十分な攻撃態勢を築いたのに対し、加藤奨励会1級は遠い1一のマスに玉を運び、金銀2枚を寄せて守りを固めています。


ここまでの消費時間は▲里見1時間8分、△加藤51分。対局は13時に再開します。



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(夏芽)