[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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90手で加藤奨励会1級が制し、挑戦者に決まった。終局は16時25分、消費時間は▲清水3時間、△加藤2時間29分。


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2014-03-03i.png優勢の加藤奨励会1級はほとんど時間を使わずに指し進めている。清水女流六段は苦しい形勢の中、残り時間も20分を切り厳しい状況だ。対局室カメラには、口元に手を当てて盤に向かう清水女流六段の姿が映っている。

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(控室では谷川治恵女流五段が検討を見守る)



(文)

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ニコニコ生放送の裏中継には永瀬拓矢六段と阿部光瑠四段が登場。解説を始めた。永瀬六段は加藤奨励会1級の兄弟子だ。

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(文)

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2014-03-03h.png加藤奨励会1級は△3七と(図)と引いた。▲同角なら△4五桂の跳ね出しが厳しい。しかし次の△4七とが速く、攻め合っても望みは薄い状況だ。「余裕のある一手勝ちだと思います」と飯島七段。加藤奨励会1級が挑戦に近づいている。


(文)

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2014-03-03f.png△3八と(図)と入って、飛車の視界が開けてきた。控室では「飛車先を突破されてはまずい」と言われていたが、本局はその通りに進んでいる。後手からは飛車を成り込んで自然に攻めが続くが、先手からは後手陣に手が出しにくい。形勢は後手優勢だ。継ぎ盤の先手側に座る飯島七段は「どう粘ればいいんでしょうか」とつぶやく。図から▲6四歩△同銀左▲3一角△2九飛成▲6四角成△同銀▲同飛と二枚換えに踏み込むのは、△5三角(参考図)が鋭い切り返し。

2014-03-03g.png飛車を逃げるのは△8九金から先手玉が詰んでしまう。攻め合いは難しそうだ。先手に難局を打破する手段はあるだろうか。


(文)