図は△５二金直と銀を取った局面。▲同歩成△同金と継ぎ盤を進めて藤森四段は腕組み。「正確に指せば後手ペースだと思います。先手の攻めがやや細いです」と話す。「△同金には▲６三歩成～▲５四歩の垂らしかなぁ」と続ける。

（先手の矢内女流四段が攻め、後手の加藤女流王座が受ける展開になった）

（吟）

（本局の『週刊将棋』で解説を担当する藤森哲也四段）

（モニターを見つつ継ぎ盤を動かし解説）

（千葉幸生六段が中継室を訪れた。千葉六段は関根茂九段門下で矢内女流四段の兄弟子にあたる）

（吟）

（再開直前の加藤女流王座。視線は鋭い）

（対局が再開されてもしばらく考え続ける）

（13時３分、加藤女流王座の手が動いて△４四銀）

（吟）