本局は田中憲明さま、匿名希望の方2名の計3名の方よりスポンサー料をいただいております。
上田初美女王への挑戦権を争うトーナメントのスポンサーになってみませんか。ご希望の対局の勝者に、あなたの懸賞金が贈られます。個人でも法人でもお申し込みいただけます。
■対局日程
12月13日 2回戦 矢内理絵子女流四段vs鈴木環那女流二段 東京・将棋会館
12月26日 2回戦 里見香奈女流四冠vs西山朋佳奨励会1級 関西将棋会館
■スポンサー特典(いずれも希望者のみ)
(1)対局開始後と終了後数分間、盤側にて観戦していただけます。
(2)局後、勝者に懸賞金を贈呈する際、スポンサー様から直接お渡しいただけます。
(3)週刊将棋とマイナビ女子オープン公式ホームページ内にスポンサー表記を掲載します。
(4)勝者のメッセージカードを後日贈呈します。
●スポンサー料金(懸賞金)/1口4万2000円(税込)
■申し込み・お問合せ先
株式会社マイナビ マイナビ女子オープンスポンサー係
TEL 03-6267-4488
またはshogi_ad@mynavi.jpへ。
どうぞよろしくお願いいたします。
12時前、長谷川女流二段は△6五歩(図)で戦端を開いた。基本的な狙い筋は▲6五同歩△同銀左▲6六歩△5六歩。5筋の飛車と連動して、上部から押していく。ただし6筋の歩は守りの歩でもあるので、ここから攻め込むと後手の囲いにもキズがつくことには注意が必要だ。
古河女流二段は▲4五歩△2二角▲2六角と対応。4筋の歩を突くことで、いつでも▲4四歩で角筋を遮断する手が生じた。急所を狙う角と飛車の交換も視野に入っている。そして続く▲2六角で、角も働きのよい位置に戻った。自陣を見れば玉が深く、上からの攻めに強い。いつの間にか先手も態勢を整えつつある。飛角が窮屈だった少し前とは大きな違いだ。こうして相手の手に乗って指す展開は、古河女流二段が得意にしているパターンだ。実際の形勢は別にして、古河ペース、と言えるだろう。
(文)