解説は久保九段、聞き手は村田智穂女流二段です。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

（若葉）

（定刻を迎える前の上田女王。再開後の着手に備えて読みに集中している）

（里見女流四冠）

（立会人の久保九段。タイトル戦の立会人を務めるのは今回が２度目なのだそうだ）

（再開時も多数の報道陣が詰めかけていた）

（若葉）

13時、対局が再開されました。

上田女王の着手は△７五同歩でした。

控室では優劣不明の形勢判断。各棋士の感想はまちまちで、「居飛車を持って指してみたい」という棋士もいれば、「振り飛車側を持ってみたい」という棋士もいて判断が分かれました。棋風や好みによって印象が異なるようです。

駒がぶつかって本格的な戦いが始まりましたが、どちらがよりいい手を見つけられるか、という難解な中盤戦になりそうです。

（△７五同歩を着手する上田女王）

（若葉）

（御上段の間。奥が上座で上田女王の席。手前が下座で里見女流四冠の席。左の盤側には記録係と観戦記者、立会人が座る）

（床の間には大輪の花が生けられている）

（対局に使用されているのは駒師の児玉龍兒師作の盛上駒。盛上駒とは、文字を彫ったあとに漆が盛り上げるように塗られた駒のこと。本ツゲに使われる手法で、最高級とされている。書は錦旗という書体で、将棋の駒では一般的に使われている書体である）

（本局の棋譜。指し手と消費時間が書かれている。公式記録となる）

（若葉）

53手目▲７五歩の局面で昼食休憩となりました。

休憩時間は１時間で、12時から13時までとなっています。

▲７五歩までの消費時間は▲里見41分、△上田１時間18分です。

（上田女王の朝の写真。対局開始を前に集中力を高めている）

（若葉）