午後になり、大盤解説会に井上九段が登場。関西に所属を移した香川女流１級と、他人丼や京都観光の話で盛り上がる。井上九段の軽妙な話術に、会場はたびたび笑いに包まれていた。

（文）

（文）

定刻の13時になり、対局再開。指す手は決めていたのか、長谷川女流二段はすぐに着手した。

（文）

本局で使用されている駒は、竹風師作・源兵衛清安書。細身の優雅な字体が特徴の駒だ。

（文）

定刻の12時になり、図の局面で昼食休憩に入った。消費時間は▲上田58分、△長谷川１時間２分。山崎七段は、ここまでの展開について次のように語る。「序盤は両者十分の展開ではないでしょうか。長谷川さんはじっくり組んで、力が発揮できる終盤で勝負するつもりでしょう」

両対局者の昼食は幕の内弁当。抹茶塩をつけて食べる天ぷらがおすすめだそうだ。対局再開は13時より。

（文）