休憩前に打たれた２三の地点を見つめたまま、再開を待つ
中井女流六段

２三に歩を打った斎田女流四段もじっと２三のあたりを凝視
していた

定刻の13時となり飛車を２五へ引く中井女流六段

▲２五飛が着手された後の対局室

（吟）

△２三歩と斎田女流四段が打ち、しばし中井女流六段が
考えて、12時10分となり昼食休憩となった。
消費時間は▲中井1時間18分、△斎田47分。昼食の注
文は両者ともになかった。対局は13時から再開される

（吟）

中井女流六段の今期成績は16勝3敗（0.842）。８割を
超えるアベレージを叩き出し、充実の秋と言えそうだ

斎田女流四段は11月17日に行われた第36回「将棋の日」
表彰・感謝の式典（東京）にて勤続25年の表彰をうけた。
マイナビ女子オープン１回戦では里見香奈女流名人・女流
王将・倉敷藤花を破って本局へ進出と地力を見せた

（吟）

将棋盤・駒、扇子はもちろんのこと、マイコミ将棋ＢＯＯｋＳも多数
販売されている

もちろん「週刊将棋」紙も売られている。本局の観戦記は
蝶谷初男さん。「週刊将棋」紙12月８日号に掲載される

（吟）

11時、中井女流六段の手が動いた。▲６六銀と上がるかと
思いきや▲３五歩と後手の角頭を攻めていった。いきなり
の仕掛けで午前中からスリリングな戦いとなりそうだ

（吟）