＜上田女流二段＞
分かれはちょっと苦しいかと・・・（38手目△６六銀あたり）。途中から何を指しているのかわからなくなってしまって。ずっと難しかったが、龍を取ったところ（146手目）で勝ちになったと思います。（次戦への抱負を聞かれて）斎田さんは大先輩ですので、いつも通り自分の力を出したいです。

＜岩根女流二段＞
途中から何を目指しているのかわからなくなってしまいました。（112手目△４三銀打で）角を取られて悪くしたと思いました。（後手はつねに盤上に）馬がいて、終始難かしかった。

（光）

この局面で岩根女流二段が投了し、152手までで上田女流二段の勝ちとなった。
終局時刻は17時59分。これは前期五番勝負第３局、矢内理絵子女王－岩根女流二段戦の終局17時57分を抜いて本棋戦での最長記録の終局時間だった（10時開始のみ）。
消費時間は両者ともに３時間（チェスクロック使用）で最後は一分将棋。
勝った上田女流二段は準決勝で斎田女流四段と対戦する。

（光）

この局面で上田女流二段も持ち時間を使い切り双方一分将棋に入った。どちらが勝っているのか、控え室では結論が出ない大熱戦になった。

（光）

この局面で岩根女流二段は持ち時間を使い切って一分将棋に。対して上田女流二段は20分近く残している。形勢は互角に近い。秒読み将棋のなか、岩根は局面を勝利へと導けるか？

（光）

16時過ぎ、61手目の局面。▲４三龍はノータイムだった。岩根女流二段の残り時間は７分。対して上田女流二段はまだ23分残している。後手の居飛車穴熊は桂馬と香車の囲いで心もとない。

（光）