13時40分の局面です。山根女流二段が守りの金を繰り出した結果、金銀交換になりました。部分的には先手のポイントですが、△５六歩が主張の一着となります。形勢はいい勝負のようです。

△５六歩▲６八角△７八銀と進みました。ここで▲８八飛は△６九銀成があるので、▲５九飛が予想されます。そこで△８七銀成としておくのでしょうか。


（ここまで少し苦心が感じられる山根女流二段。読みの力でカバーできるか）

（生姜）
 

12時40分、対局が再開されました。



（対局が再開すると、すぐに山根女流二段は△５五歩を着手）




（中央で火花が散り、本格的な戦いが始まった）

（生姜）

（12時15分に撮影。直前まで山根女流二段が盤の前で考えていた）

（現在の盤面）

（山根女流二段側のお盆周り）

（佐々木女流１級側のお盆周り。この撮影後にペットボトルを１本用意して戻ってきた）

（生姜）

12時、この局面で山根女流二段が７分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は、▲佐々木32分、△山根１時間６分。昼食の注文は、山根女流二段が「豚しゃぶ（梅しそ）弁当」。佐々木女流１級は席の確保だけ頼みました。対局は12時40分から再開されます。

（生姜）

囲いが完成したあとは仕掛けをうかがいます。先手の▲６六角は▲７七桂と跳ねて９筋を狙っていそうです。△６四歩は▲７六銀で、▲８五銀の筋ができる分、攻め味が増します。後手は石田流に振り直しました。△３六歩だけでは攻めが軽いので、もうひと工夫が必要でしょうか。

（朝は佐々木女流１級が先に到着していた）


（山根女流二段は９時50分ごろの入室だった）





（生姜）