第12期マイナビ女子オープン五番勝負第４局は、西山女王が勝利してシリーズ成績を３勝１敗とし、タイトル初防衛を果たしました。
終局時刻は16時27分。消費時間は、▲里見香３時間０分、△西山２時間20分（チェスクロック使用）。

（玉響）

16時18分、図の▲４三銀で、里見女流四冠は一分将棋に入りました。西山女王のほうは40分ほど残しています。形勢としては、後手がどう勝ちを決めるかという状況のようです。

（里見女流四冠）
（睡蓮）

図は16時10分頃の局面。▲８五桂に、後手が△５六竜と銀を取ったところです。後手の攻め駒が好位置に配されており、控室の棋士たちは西山女王がはっきり優勢になったと話しています。

（西山女王）

（やねうら王の評価値も、先手がマイナス1500点に）
（睡蓮）
 

16時頃の控室の様子です。千葉幸生七段、中倉宏美女流二段、相川春香女流初段が来訪しています。


（藤井九段）

（左から、ＬＰＳＡ代表理事の中倉女流二段、相川女流初段）

（千葉七段）
（睡蓮）

図は15時40分頃の局面。ねじり合いが続いています。やねうら王の評価は、先手優勢からほぼ互角に戻りました。先手は63手目の▲４六銀があまりよくなかったようです。

（里見女流四冠は、残り時間が15分を切っている）


（睡蓮）