白泉寺から15分ほど歩くと、秦野戸川公園に到着します。1992年に設立された都市公園で、公園の中心には丹沢の山から湧き出る水無川(みずなしがわ)が流れています。
まず目を引くのは、公園のシンボルでもある「風の吊り橋」。高さ35メートル、長さ267メートル、幅4メートルにもなる美しい橋で、丹沢から吹き下ろす風の通り道となっていることから、その名がついたとされています。
天気のいい日は遠くから眺めても、実際に渡ってみても気持ちがいいものです。
いまはチューリップとソメイヨシノが見頃で、4月6日(土)~4月21(日)まではチューリップフェアが開催されます。今年、咲くチューリップは24品種、約7万株とのことです。
【神奈川県立 秦野戸川公園】
http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanotokawa/index.html
(玉響)
秦野市北地区の白泉寺には、樹齢120年ともいわれるしだれ桜があります。陣屋からは車で30分ほどの距離。神奈川県内でも稀少なエドヒガン系の「紅枝垂桜(ベニシダレザクラ)」が咲いていました(写真は3月28日の開花状況)。
白泉寺は江戸時代の初期、蔵林寺4世によって開かれた曹洞宗寺院で、標高300メートル程の丹沢山地の麓にあります。天候に恵まれれば、境内からは遠く三浦半島、房総半島、相模湾を眺められるそうです。
http://www.kankou-hadano.org/hadano_point/point_hakusenji.html
(奥が本堂)
(玉響)