131手で西山女王が制しました。終局時刻は17時16分。消費時間は、▲西山、△里見香ともに３時間。第２局は４月22日（月）東京都港区「明治記念館」で行われます。

（吟）

苦戦と見られている西山女王ですが、勝負手を連発します。図は▲９三桂と打ち込んで▲８一飛までの詰めろをかけた局面。後手はそれを受けて△８三玉と上がりましたが、▲６六飛が気がつきにくい飛車浮きです。


(将棋神やねうら王は変わらず後手よしの数値を示している）

（玉響）

陣屋の敷地内には、稲荷大明神が祀られています。稲荷神社の総本宮、「伏見稲荷」の分身と案内板に書かれていました。





（庭園内に咲くハナモモ）

（錦鯉）

（玉響）

図は２八にいた銀を真っすぐ立った局面。相振り飛車では、なかなかお目にかかれない美しい布陣ですが、後手にも歩得という主張があります。

こちらは上図から20手近く進んだ局面で、窪田七段は後手よしの見解。後手は９筋の端歩を詰められているものの、先手の大駒２枚を押さえ込んでいる点を評価しています。

（将棋神やねうら王の評価値はマイナス500点ほど）

（玉響）

15時30分から15分間ほど、Twitter解説を務める窪田義行七段と、控室を訪れた中倉宏美女流二段（ＬＰＳＡ所属）が大盤解説会にゲスト出演しました。



（窪田義行七段）

（中倉宏美女流二段）


（中倉女流二段が控室に差し入れてくたクッキー）

（玉響）