14時50分、里見女流五冠の厳しい攻めが続いていますが、貞升女流初段は自陣にカナ駒を投入し、粘りを見せています。63手目▲６九銀までの消費時間は▲貞升女流初段２時53分、△里見女流五冠１時間16分です。

（残り時間が少ない中、懸命の粘りを見せる貞升女流初段）

（夏芽）

時刻は14時30分を回り、52手目△５六歩まで進みました。里見女流五冠が厳しい攻めで、リードを広げています。

（１階の販売課で売られている里見扇子『成』）

（夏芽）

▲５五歩に対し、里見女流五冠は22分の考慮で△６五銀と出ました。以下▲２四飛△同歩▲４三角△６四歩と進んでいます。棋士室では「振り飛車（後手）がよさそう」との声が多く、図で▲２一角成には△４二金が味よい一手と言われています。

（里見女流五冠は相手の強襲を受け止め、反撃のチャンスをうかがう）

（夏芽）

こちらは関西将棋会館の３階にある「棋士室」と呼ばれる部屋。棋士や奨励会員の人たちが、検討をしたり練習将棋を行ったりする場所です（関係者以外は立入禁止です）。

（宮本広志五段や阪口五段らが練習将棋を行っている）

（中飛車を得意とする今泉四段。パウンドケーキを食べて「美味しい」とひと言）

（マイナビから発売されている宮本五段の書籍）

【ゴキゲン中飛車で勝つための7つの鉄則と16の心得】
https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=46557

（外は雲が多くなり、風が強くなってきた）

（夏芽）

昼食休憩の局面で、貞升女流初段は30分を超える長考で▲５三歩と打ちました。以下△同飛▲４四銀△５一飛▲５五歩と進んでいます。ここまでの消費時間は▲貞升女流初段１時間43分、△里見女流五冠46分です。

（貞升女流初段は、強気に攻め合いの姿勢を見せた）

（夏芽）