（両者、12時35分には盤の前に戻っていた）



（再開後、清水女流六段はすぐに盤上に手を伸ばす）

（再開の一手は、左金の位置を修正する△４三金だった）

（睡蓮）

正午、貞升女流初段が▲６七金右（図）とした局面で、清水女流六段が４分考えて昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲貞升１時間８分、△清水51分（チェスクロック使用）。昼食の注文は両者なしです。対局は12時40分に再開されます。


（昼食休憩時の香雲の間）

（手番の清水女流六段の側から見た盤面）

（本局の使用駒は、香月師作、菱湖書の盛上駒）


（睡蓮）

図は11時40分頃の局面です。清水女流六段はすぐに△２四歩と動くことはせず、玉を自陣右辺へ移動しました。いったん△４一玉としているので通常よりも２手損していますが、後手番ということで千日手含みで待つつもりでしょうか。先手の貞升女流初段のほうも、その間に玉の囲いを進めています。

（睡蓮）

今期のマイナビ女子オープンでは、明治記念館オリジナルスイーツブランド「菓乃実の杜」から対局者にスイーツが提供されます。本日のスイーツは「杜のクッキー」です。


（記録机に置かれたスポンサーパネル）

（対局者のスイーツは朝の時点で盤側に用意される。隣は本棋戦専用の特製マグカップ）

（杜のクッキー全16種の中から、４種が選ばれた。手前からラズベリー、シトロン、カフェ、フロマージュ）

（カタログより、杜のクッキーのページ）

「菓乃実の杜」の詳細は、下記リンク先をご覧ください。
【菓乃実の杜】
http://www.meijikinenkan.gr.jp/shopping/

（睡蓮）
 

先ほどの△３三金に貞升女流初段が慎重に12分使って▲６六歩と突くと、清水女流六段は飛車を２筋に転回し、△２四歩からの逆襲を見せました。後手は玉飛接近形のため、よほどうまく攻めないと反動がきついはずですが、実戦的には先手もかなり怖いところといえそうです。


（驚きの構想を披露した清水女流六段）

（貞升女流初段は正確な対応が求められる）

（睡蓮）