着物からスーツに着替えて控室に戻った塚田立会人は、将棋世界誌の鈴木健二記者に継ぎ盤を使って解説を行っていました。

（対局室から控室に戻った塚田立会人）




（将棋世界誌の鈴木健二記者）


（控室のモニターには、上田女流三段が前傾姿勢で考える様子が映し出されていた）

（潤）

加藤女王が▲９六歩と突いた手に対し、上田女流三段は△９二香と上がり、得意とする四間飛車穴熊の作戦を示しました。


対して加藤女王は、天守閣美濃から９八玉型の銀冠に組んで対抗しています。


（朝、両対局者の入室を待つ塚田立会人と記録係の小高二段）

（潤）

先日発売となった将棋世界６月号。マイナビ女子オープンは五番勝負第１局が取り上げられています。

（将棋世界６月号。表紙は第75期名人戦七番勝負）

（18ページ目からは、マイナビ女子オープン五番勝負第１局の観戦記が掲載されている）

（潤）

10時になって対局開始を塚田泰明立会人が告げると、加藤女王はやや時間をおいてから初手▲２六歩を着手しました。


（初手▲２六歩を着手する加藤女王）


（上田女流三段はすぐに△３四歩を着手）


（３手目▲２五歩はノータイムだった）


（上田女流三段もノータイムで△３三角と上がる）


（チェスクロック使用ということもあってか、両者の指し手は早かった）

（潤）
 

両対局者が入室した後、すぐに駒が並べられ始めました。

（加藤女王が王を据える）


（上田上流三段は駒の感触を確かめるようにして並べていた）






（潤）