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先ほどの△３三金に貞升女流初段が慎重に12分使って▲６六歩と突くと、清水女流六段は飛車を２筋に転回し、△２四歩からの逆襲を見せました。後手は玉飛接近形のため、よほどうまく攻めないと反動がきついはずですが、実戦的には先手もかなり怖いところといえそうです。
（驚きの構想を披露した清水女流六段）
（貞升女流初段は正確な対応が求められる）
（睡蓮）
図は10時40分頃の局面。矢倉を志向した貞升女流初段に対し、清水女流六段は早めに６三銀型を作る珍しい駒組みで応じました。そして、形の乱れをいとわずに先手の２筋交換を防ぐこの△３三金。清水女流六段は力勝負を望んでいるようです。
（清水女流六段）
（睡蓮）
（定刻の10時になり、両者一礼）
（貞升女流初段はすぐに▲７六歩と角道を開けた）
（清水女流六段は、少しの間、気息を整えてから△８四歩と返す）
（ベスト８入りを懸けた戦いが始まった）
（睡蓮）
（貞升女流初段は９時42分に入室）
（清水女流六段は９時54分に姿を見せた）
（清水女流六段の振り歩先で行われた振り駒の結果は、と金が４枚。貞升女流初段の先手と決まった）
（睡蓮）
