図は13時40分頃の局面。
先手が▲５五歩と中央から動くと、それを待っていたかのように後手は△１六歩▲同歩△１七歩と端から攻めました。相手を先に動かせてから反撃する後の先をとる手法です。
「これは激しい。いきなり終盤になるかもしれません」と渡辺大夢四段。
中央から動いた中村（真）女流三段。
室谷女流二段は先手の動きにタイミングを合わせて反撃した。
（八雲）
対局再開直前の様子。
中村（真）女流三段は再開してすぐに▲７四歩と動きを見せた。
室谷女流二段は鋭い表情に。
さほど間を置かずに△７四同歩と応じた。
（八雲）
12時10分、図の局面で中村（真）女流三段の手番で昼食休憩に入りました。消費時間は、▲中村59分、△室谷１時間10分。対局は13時から再開されます。
休憩中の対局室。室谷女流二段が残って考えていた。
（八雲）
本局の対局レポートは主催紙の『週刊将棋』１月13日号に掲載されます。
中継と合わせてお楽しみください。
写真は発売中の週刊将棋、年末年始の合併号。
（八雲）