2018.11.02
藤井聡太七段が一次予選を突破 挑戦へ夢つなぐ 第90期ヒューリック杯棋聖戦
現在までのタイトル挑戦最年少記録が出た棋聖戦で一時予選突破! しかし二次予選はタイトル保持者が2人いる鬼ブロック・・・本戦入りなるか!?
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豊島将之棋聖への挑戦権を争う第90期棋聖戦(産経新聞社主催、ヒューリック特別協賛)一次予選の藤井聡太七段―村田顕弘六段戦、その対局の勝者―今泉健司四段戦が10月31日に関西将棋会館で行われ、藤井七段が村田六段、今泉四段に勝って二次予選進出を決めました。
二次予選初戦の相手は大石直嗣七段に決まっていて、もしそれに勝つと[斎藤慎太郎王座―澤田真吾六段の勝者]―久保利明王将の山から勝ち上がった棋士と本戦進出を懸けて対局することになります。
藤井七段は(2人と戦うことはありませんが)タイトル保持者2人がいる厳しいブロックに入りました。
果たして本戦入り、そして少し気の早い話になりますが、挑戦権獲得はなるのでしょうか。
一次予選からの勝ち上がり者が挑戦権を獲得た例は、87期の永瀬拓矢六段、83期の中村太地五段(※いずれも当時)が記憶に新しいところです。これに続けるかどうか。
藤井七段にはタイトル挑戦、獲得の最年少記録が懸かりますが、現在までの記録はこの棋聖戦で屋敷伸之現九段が達成したものです。
第55期(1989年後期)、17歳10カ月で挑戦、第56期(1990年前期)、18歳6カ月で奪取しました。
週刊将棋1989年12月6日号より
週刊将棋1990年8月8日号より
現在16歳の藤井七段がこの記録を抜けるかどうかは、誰にもわかりません。ただ、記録を脅かす存在であることは確かでしょう。
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