2018.10.17
藤井聡太七段 ラストチャンス逃さず新人王戦優勝!
藤井七段、勲章を手に堂々の若手棋戦卒業です!
対局前、多数詰めかけた報道陣のカメラが藤井七段に向けられる 撮影:池田将之
皆様こんにちは。
本日10月17日、第49期新人王戦(しんぶん赤旗主催)決勝三番勝負第2局の藤井聡太七段―出口若武三段戦が関西将棋会館で行われ、藤井七段が勝って通算成績を2―0とし、新人王に輝きました。
藤井聡太七段、おめでとうございます!
将棋情報局でも何度かとりあげ、また様々なメディアで報じられてもいますが、藤井七段にとって今期が新人王戦優勝のラストチャンス。
おまけ 藤井七段が昇段と同時に「達成してしまった」もうひとつの最年少記録
それをみごとにものにしました。
さすがに、持っていますね!
そして、これまで数々の棋界最年少記録を塗り替えてきた藤井七段、今回の優勝で、森内俊之四段(現九段)が持っていた記録(17歳、1987年度、第18期)を塗り替え、最年少新人王(16歳)の勲章も得ました。
週刊将棋1987年11月4日号より、森内四段(当時)による最年少新人王記録更新を報じる24面
果たして藤井七段は、あといくつの最年少記録を樹立するのでしょうか。
さて、藤井七段の若手棋戦での活躍はこれで見納めです。
藤井七段が近い将来にタイトル戦線にからむことは実績から見ても間違いのないところですが、若手棋士の登竜門として位置づけられ、事実、優勝者からタイトルホルダーが多数出ている本棋戦での優勝は、ファンによるタイトル獲得への期待を確信へと変えるものだったのではないでしょうか。
藤井七段、このたびは新人王戦優勝おめでとうございました!
ラストチャンスをモノにした藤井七段(右)。出口三段は敗れたが、三段による決勝進出は史上5人目の快挙だ 撮影:池田将之
☆
ここからは少し、昔話と、これからの話を。
思い起こせば今年2月、藤井聡太 五段昇段を祝して、書籍に巻く「藤井聡太五段オビ」を製作いたしました。
ところが、藤井聡太「五段」は朝日杯の優勝により、あっという間(16日間)に六段に昇段・・・
せっかく作ったオビはわずか半月ほどでその役目を終えたのでした・・・
おまけ 当時のツイート
しかしながら・・・
しかしながら、最年少新人王は、やはりおめでたい!
・・・ということで、こりもせず、
最年少新人王を祝して、何かをやります!
決まりましたら、本サイト、Twitterで告知させていただきます。
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