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藤井聡太七段、増田康宏六段、都成竜馬五段が参戦する順位戦C級1組、6/19に開幕

12日に行われたA級順位戦、稲葉陽八段―豊島将之八段戦で今期の順位戦がスタート! 注目のC級1組は19日に1回戦が行われます。※追記:19日に予定されていましたC級1組1回戦は、大阪北部地震の影響で一部対局(関西将棋会館で指される予定だった対局、及び関西所属棋士が東京・将棋会館に出向き指される予定だった対局)が延期となりました。新参加3者の対局では、西尾明六段―増田康宏六段戦のみ、予定通りに行われます。

昨日6月12日、第77期A級順位戦1回戦の稲葉陽八段対豊島将之八段戦が行われ、先手の豊島が横歩取り青野流を採用して勝ち、幸先の良いスタートを切りました。

この対局は第77期順位戦全クラスを通しての開幕局で、ここ数日で全クラスが開幕、1回戦が終了する予定です。

順位戦1回戦各クラスの日程は以下の通り。

13日・・・B級2組の全12局
14日・・・B級1組の全6局とC級2組の半分12局
19日・・・C級1組の全19局
22日・・・C級2組の半分12局

対局数の多い順位戦の日、将棋会館の対局室には何面もの盤が置かれる。写真は前期C級2組最終日の様子

 

さて、今期最も注目が集まるクラスと言えば、やはりC級1組ということになるのでしょう。

前期C級2組で昇級枠を勝ち取った、今や国民的スターとなった藤井聡太七段、そして将棋情報局の記事やツイッターでたびたびご登場いただいている増田康宏六段、都成竜馬五段という強力な初参加組3人が、C級1組でどう戦うのでしょうか。

3者のこれまでのプロ通算成績は、以下の通りとなっています(6/13現在)。

藤井七段 0.867
増田六段 0.712
都成五段 0.708

藤井七段が飛び抜けてしまっていますが、本来7割超えであれば十分に昇級の有力候補と言える成績です。

C級1組は抽選時の決まりにより新参加3人の直接対決が組まれることが多く、前期76期、前々期75期こそ1つの組み合わせのみ当たらず2対局でしたが、その前は72期から74期まで3期連続で全通りとなる3局が組まれました。

今期は3期ぶりに藤井―増田戦、藤井―都成戦、増田―都成戦と、直接対決が全通り組まれましたので、このつぶし合いを制した棋士が一歩抜け出す形となります。

ただし、実力者の巣窟ともいえるこのクラス、初参加組の1期抜けは最近は少なく、達成すれば73期の澤田真吾五段(当時)以来となります。ちなみにその前に1期抜けを達成したのは70期、現名人である佐藤天彦六段(当時)でした。

 

通算成績から見てもいずれ上がる可能性濃厚な3者ですが、先んじるのは誰になるのか。

それとも先輩棋士が意地を見せるか。

19日、すべての参加棋士にとって大切な1回戦が行われます。


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