1 駒の種類を覚えよう|将棋情報局

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1 駒の種類を覚えよう

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駒は将棋のプレーヤー

将棋の駒は8種類あります。

8種類のうち、6種類は表と裏の両方に文字が書かれていて、2種類は表のみで裏には何も書かれていません。

対局はすべて駒が表の状態で始まりますが、裏に文字が書かれている駒は、相手の陣地に入ると裏側の「パワーアップ版」を使うことができるようになります。

まずははこのページで、8種類、裏も含めると14種類の駒の正しい呼び方を覚えてください。

 

歩兵(ふひょう)

“歩く兵隊”という意味です。駒の中では一番小さく数が多いものです。歩兵は縮めて「歩=ふ」と呼ばれます。

と金(と・きん) ※「歩兵」の裏

「と」あるいは「と・きん」と呼ばれます。ひらがなの「と」に見えるためです。

 

 

 

香車(きょうしゃ)

香は“いいにおい”という意味です。香車は縮めて「香=きょう」と呼ばれたり、本将棋の動きから「やり」と呼ぶ人もいます。

成香(なりきょう) ※「香車」の裏

香車の裏側です。駒によって字の形がちがいますが、香の裏はすべて「なり・きょう」と呼ばれます。

 

 

 

桂馬(けいま)

桂とは“かつら”という木のことで伝説では月に生えている縁起のよい木のことです。桂馬は縮めて「桂=けい」と呼ばれます。

成桂(なりけい) ※「桂馬」の裏

桂馬の裏側です。駒によって字の形がちがいますが桂の裏はすべて「なり・けい」と呼ばれます。

 

 

 

銀将(ぎんしょう)

銀は宝物のひとつで「将」は兵隊さんのなかでも偉い人のことです。銀将は縮めて「銀=ぎん」と呼ばれます。

成銀(なりぎん) ※「銀将」の裏

銀将の裏側です。駒によって字の形がちがいますが銀の裏はすべて「なり・ぎん」と呼ばれます。

 

 

 

飛車(ひしゃ)

飛ぶ車です。「香車」と間違いがないよう注意してください。飛車はそのまま「ひしゃ」と呼びます。

竜王(りゅうおう) ※「飛車」の裏

飛車の裏側です。竜の王様なので本当に強そうな名前です。竜王は縮めて「竜=りゅう」と呼ばれます。

 

 

 

角行(かくぎょう)

牛の角がななめに生えているように、角は本将棋ではななめに大きく動けます。角行は縮めて「角=かく」と呼ばれます。

竜馬(りゅうま) ※「角行」の裏

角行の裏側です。「桂馬」と間違いがないよう注意してください。竜馬は縮めて「馬=うま」と呼ばれます。

 

 

 

金将(きんしょう)

金は宝物のなかでも価値が高いものです。金の裏側にはなにも書いてありません。金将は縮めて「金=きん」と呼ばれます。

 

 

 

玉将/王将(ぎょくしょう/おうしょう)

将棋でいちばん大切な駒です。玉将と王将は呼び方が違いますが、同じものと考えてください。金と同じように裏にはなにもかいてありません。玉将と王将は縮めて「玉=ぎょく」「王=おう」と呼ばれます。

 

 

 

※将棋の駒は下のように、一般的に「と金」「成香」「成桂」「成銀」以外は漢字2文字が書かれていますが、本サイトではわかりやすいように「一字駒」を使用いたします。

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