新作紹介「激指定跡道場4」 ~「激指14」を超える強さ+全戦型の最新定跡~|将棋情報局

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新作紹介「激指定跡道場4」 ~「激指14」を超える強さ+全戦型の最新定跡~

お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 7月14日(金)、「激指定跡道場シリーズ」の最新作「激指定跡道場4」のDL版が販売開始! また、パッケージ版の先行販売も始まります!!(発送は18日)

そこで、本ブログで5年ぶり待望の新作となるソフトの魅力をたっぷり紹介します。



激指定跡道場4の魅力は大きく分けて4つあります(定跡道場4だけに)。
順に説明します。

魅力その1 「激指14」より強い!

将棋ソフトの大前提となるのが思考エンジンの強さ。激指定跡道場4の通常対局モードでは最新版の激指との対局を楽しむことができます。その強さは2015年に発売した「激指14」よりさらに一段階アップしています。まずは通常対局でプロレベルの強さを体感してください。

コンピュータの強さは14級~Pro+まで30段階を用意しています。時間設定や手合も自在に変更できます。盤面編集を使えばあらゆる局面から激指と対局できます。

下画面は私と「Pro+」との10秒将棋。



いざ、対局開始!!



…5分後。



ちくしょーー!!!


増田先生直伝の銀冠穴熊で挑んだんですが惜しくも完敗となりました(惜しくない)。
ま、分かってましたが、私が勝てる相手ではありませんでした。


魅力その2 定跡を広く、深く、新しく!

本ソフトにはこれまでのシリーズ同様、「定跡伝道師」こと所司和晴七段による全戦型対応の最新定跡講座を収録しています。
各戦型ごとに居飛車104講座、振り飛車121講座駒落ち61講座、合計286もの講座を閲覧することができます。

例えば、将棋クエストで横歩取り△4五角戦法を食らって負けたとします(ちくしょーー!!!)。よくあることです。で、定跡どうだったっけ?と振り返ります。



ふむふむと。

この画面写真を見て「おっ!変わったな」と思った方はきっと定跡道場シリーズを持っている方。そうです!定跡道場4では定跡手を色付きで表示するようになったのです!ありがたや~。ちなみに最善手は青、疑問手・悪手は赤で表示されます(信号のイメージで)。図の局面の場合は△2三歩が正しく、△6七角成は疑問手ということになります。これくらいなら私でも(ぎりぎり)知っています。

定跡道場4の制作にあたっては、定跡道場3からほぼすべての戦法について、定跡が更新されています。また、最新形も加わっています。例えばこれ。



そうです。矢倉左美濃急戦の定跡です。

また、駒落ちの定跡も充実しています。今や時の人となった藤井聡太四段が5歳のとき「ふみもと子供将棋教室」で最初に勉強した書籍が「【決定版】駒落ち定跡」。その本の著者が何を隠そう本ソフトの定跡講座を執筆した所司和晴七段なのです。ソフトの中には「【決定版】駒落ち定跡」の内容がほぼすべて網羅されていますから、このソフトで将棋をはじめて勉強して、藤井聡太を目指す!というのもいいと思います。



図は二枚落ち銀多伝の定跡。この▲9八香が大事な一手です(知らなかった・・・)。


魅力その3 理解を深める「定跡次の一手」

「定跡次の一手」とは各戦法の定跡のうち、ポイントとなる一手を次の一手形式で出題するもの。講座と合わせて活用することで定跡を深く理解できます。


図はゴキゲン中飛車VS▲5八金右超急戦の定跡。ヒントは飛車、角を一遍に働かせる一手です。もうわかりましたね?

定跡道場4にはこのような定跡次の一手がなんと3,051問!収録されています。作っておいてなんですが、果たしてこんなにたくさん解く人がいるんでしょうか?
もし3,051問全部解いた!という方がいましたら編集部までお電話ください。私から「おめでとうございます」の一言をプレゼントさせていただきます。


魅力その4 指導対局、検討モードなど、その他機能も充実!

定跡道場4にはこれまでの激指リーズで好評だった機能が実装されています。前作の定跡道場3にも収録されていた「検討モード」や「100段階チャレンジ」、また激指14で大変好評だった竹俣紅女流初段による音声つき指導対局も入っています。

「検討モード」というのは入力した局面におけるコンピュータの形勢判断や読み筋を表示する機能のことで、自分の将棋を振り返ったり、プロの将棋を観戦したりする時に大変便利です。

例えば第10期マイナビ女子オープン五番勝負第3局▲加藤桃子女王―△上田初美女流三段を検討してみましょう。



実戦はここで後手が△2三金としましたが、△6八角成~△1四銀という手があったようです。ふむふむと。


次に「100段階チャレンジ」ですが、これは激指の強さを100段階に分けて対局するというものです。



激指定跡道場3のときからある機能ですが、こちらも100段階すべて勝ったという方を見たことがありません。もし制覇した方がいたらお電話ください。私から「お疲れ様でした」の一言をお贈りします。

「竹俣女流の音声つき指導対局」は激指14から実装された機能です。その名の通り対局中に竹俣先生が声でアドバイスしてくれます。


例えばこの局面になると



「居玉は避けよ!」という声が飛んできます。ええ、そうでしょう、と言いながら▲6八玉。

さらに局面が進んで



ここで▲3八飛と指したのですが、すると

「ちょっとぉ~意外でした。▲5七角の方がよかったかもしれませんね」

くっ、、、そんな手が。と言いながら楽しく対局は進みます。形勢に差がつくと右上の写真の表情が変わります。こっちの形勢が悪くなると竹俣先生が笑顔になります。
・・・ちくしょーー!!!


以上、激指定跡道場4の4つの魅力をお伝えしました。

改めてまとめるとこうです。
 
(1)「激指14」より強い!
(2)定跡を広く、深く、新しく!
(3)理解を深める「定跡次の一手」
(4)指導対局、検討モードなど、その他機能も充実!

いろいろ書きましたが、一言で言うと「楽しみながら強くなる」ということです。

初心者から高段者まで、すべての方に役立つ一本。
ぜひプレイしてみてください!!



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