2014.07.03
「久保流最強○○○○飛車」
お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中
こんにちは。編集部の米澤です。
大学の後輩から、2ch名人(将棋関連の2chまとめサイト)に月曜日のブログが紹介されていると教えてもらいました。
ありがとうございます。
月曜日は「久保先生に教わる先手振り飛車最新事情」と題して、
新著の序章を簡単に紹介いたしました。
結論は、「3手目▲7五歩は混沌の時代」。
というわけで、石田流はもちろん優秀ですが、
新著では石田流にこだわらない先手振り飛車を解説しています。
新著のタイトルは「久保流最強先手振り飛車」。
その中心は、先手中飛車です。
久保先生も奨励会時代▲7六歩△8四歩に▲7五歩とする将棋を指していたそうです。
しかし居飛車穴熊に組まれると、▲7五歩は相手に戦いの争点を与えている側面もあり、先手の苦労が多い将棋のようです。
そうした事情で、▲7六歩△8四歩に▲5六歩として中飛車を目指す将棋が注目を浴びています。
最新のトレンドは、ここから△8五歩▲7七角△5四歩とする指し方。
先手は中飛車だけでなく、向かい飛車も有力です。
が、久保先生のおすすめは中飛車。
そしてこのあと、久保流の一手が飛び出します。
それがこちら!
今日は簡単な紹介ということで、
途中の手順の解説は省きますが、
何の変哲もないこの途中図。
ここで▲1六歩が久保先生推奨の一手です。
「端歩を突くのは珍しい手ではないが、このタイミングで突けば、後手は△1四歩とは受けづらい意味がある」(本文より)
▲3八銀とするのは自然な一手ですが、
それは後手も穴熊に組んで暴れることができるので、先手が勝ちにくい展開とのことです。なるほど。
では実際に、「後手が端歩を受けて、穴熊を目指してきた」ときはどうなるのでしょうか。
また手順は省略ですが、衝撃的な端攻めの図を公開いたします。
金は初期配置のまま、銀冠(?)を作っていきなり端を攻めちゃいます。
なんとこれで先手良し。痛快です。
こうした変化があるため、▲1六歩に対して△1四歩と受けると、
後手が作戦負けになる可能性が高いそうです。
なるほど。
もちろん、端歩を受けなかった場合についても解説されています。
もちろん、端歩を受けなかった場合についても解説されています。
「久保流最強先手振り飛車」で1番印象的だった局面を紹介させていただきました。
皆さま楽しみで仕方がないとは思いますが、
本書は約1か月後の発売を予定しております。
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今しばらくお待ち下さい。
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