2015.01.22
3手目▲6六歩からの相振り飛車ってダメなんですか?(1)
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今日は寒くてお腹が痛い米澤です。
果たしてこのペースで最後まで紹介できるのか。
そして3手目▲6六歩の是非は?
来週に続く。
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先日、藤原が紹介していた「わかる! 勝てる!! 現代相振り飛車」から、序章「3手目▲6六歩の基本と変遷」を一緒に見ていきましょう。
私は3手目▲6六歩とする振り飛車党なのでこれは死活問題です。
結論だけ知りたい方も多いと思いますが、過程がすごい面白いので、あまり省かずに紹介いたします。
▲7六歩△3四歩▲6六歩のオープニングから、先手が振り飛車を目指し、後手が三間飛車を選択して、普通に進めたのが下図です。
ここから▲2八銀△3四飛以下、先手が矢倉、後手が石田流に組み上がると、先手十分となります。
先週も紹介したページですが、第7図から▲2六銀と出ておけば、△4五歩に▲3五歩で後手大失敗。
これは簡単に先手がよくなりました。
その後、石田流を見直して矢倉崩しに組むという発想につながるのですが、
※ここまでが先週の記事のお話です
そもそも金無双ってどうなの? となり、囲いを見直す動きが出てきます。
(同時に3筋交換をしない動きも出てきます)
ここは話が長くなるので簡単に箇条書きで。
・横の攻めに強い美濃囲い登場
→高美濃vs高美濃へ 高美濃+△5五歩型は今でも通用する形か
・△6四歩を保留した平矢倉が登場
→矢倉崩しの形は使えないが、▲6五歩~▲6六角~▲8五桂の端攻めが急所
・あえて矢倉に組ませて後手は穴熊に組む形が登場
→形勢は難しいが先手が神経使う展開
(私もこの形は何度指したことか…)
こうして相振り飛車の囲いはガラパゴス的進化を遂げ、われわれアマチュアは現在、ちんぷんかんぷんというわけです。
本書では序章で上記全ての形に対し、現時点の見解・一定の結論を先にまとめていますので、最近の相振り飛車事情を知らない方でも安心です。
戦術書数冊分が凝縮されたような序章です。
長くなったので、今日はここまで。
囲いの見直しはひと通り終わり、次回は攻撃陣の見直しです。
序章まだまだ続きます。
あと1、2回、序章の紹介となりそうです。
あと1、2回、序章の紹介となりそうです。
果たしてこのペースで最後まで紹介できるのか。
そして3手目▲6六歩の是非は?
来週に続く。
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