雨宮編集長のコゴト@3.11|将棋情報局

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雨宮編集長のコゴト@3.11

お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中  本日、3月16日号を校了、印刷します。残すところ2号となりました。

 昨日は3月11日の金曜日。5年ぶりです。
 あの日が3月11日だったことは忘れるかもしれませんが、金曜日だったことは決して忘れないでしょう。
 翌日印刷の号は勢いで発行しました。本当に悩ましかったのは、その次の号です。出せるのか、出していいのか。
 将棋界も多くの行事や大会が中止・延期となりましたが、公式戦はほぼ予定通り行われました。たとえば対局を1週間中止するようなことになっていたら、本紙もその週の制作は断念したかもしれません。
 東日本大震災のほかにも、大きな災害はいくつもありました。事故や事件もありました。ある地域にはある期間お届けできなかったこともあったと思います。それでも1号も欠けることなく発行を続けてこられたのは、ただただ運が良かったのです。
 願わくば、最後まで。

 囲碁界では衝撃が走っています。1月30日付の「囲碁ソフトの快挙」で書きましたが、やはり大資本参入のパワーはすごいですね。将棋界のように段階を経てプロレベルに迫って来たのならともかく、こうも急な話では戸惑いのほうが大きいかもしれません。
 韓国では主要メディアがトップ扱いで報じているようです。イ・セドル九段の名は歴史に残ってしまいました。不当な非難を浴びないことを願います。
 囲碁は打てないので詳しいことは分かりません。伝えられるコメントによると、プロ棋士の常識からすればかなり異質な手が多く、それが実は好手だったという場面が多いようです。ポカで負けたのなら気持ちを切り替えればいいのでしょうが、セオリーが通用しないとなると、巻き返しはかなりキツそうです。
 ディープブルーvsガリル・カスパロフ以上の結末となるのでしょうか。
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